第1回

いよいよ音階が遠くなる今日この頃。
・弓は人差し指と親指が離せるように(すげー)
・弓を持ちながら上行ったり下行ったりできるように
・人差し指と中指は少し深めに
・地面と並行に
・元弓の時の腕の形…手を潰すように(握り気味に)するといいかも
・元弓の時に少し手前に引かないと弦と平行にならない
ピアノに逃げたくなるぅ。

歌いたかったんです。
音感はあると思うんです。
でも、音程が取れないんです。
持ち運べる楽器を、持ってみたかったんです。
立って弾く楽器を、弾いてみたかったんです。
ピアノの、対極に、ある。
チェロをやるつもりだったんです。数年間くらい。
でも、置き場所ないんです。
実は、身近な存在だったんです。
高校の音楽の授業で、徳永先生のお弟子さんと合わせた、プレリュードとアレグロ。
いとこの家にある楽器。
叔母が習っているのを見ていた、母。
どうかしそうなときに、曲がりそうなときに、何をしたらいいのか。
水泳?旅行?ぼーっとする?
何かを変えないと。何かをしないと。何?
いろいろいろいろ考えて、根底にあるものは、何か。
…音楽。やっぱりこれが自分の底に存在する。
真っ直ぐに戻れそうな気がするんです。
真っ直ぐ立つことによって。フランクの真っ直ぐな曲を弾くことによって。
歌えそうな気がするんです。
持続音によって。
…で、勢いで始めてしまったものの、
死ぬまでに歌えるようになるのか?
死ぬまで続けられるのか?
無謀な夢。
フランクのバイオリンソナタ。
クライスラーのプレリュードとアレグロ。
ラフマニノフのボーカリーズ。
バッハのエール。
ピアノと。弦楽四重奏で。オケで。
夢ばかり広がります。
楽器の形と色を眺めているだけで、200年前に戻れそうな、そんな感じが、
好き。そして、60歳でも続けていそうな、予感がします。

第0回

緊張で汗をかいた第0回レッスン。
今日のポイント:
・右手首の形
・楽器をあまり持ち上げない
・少し左足に体重がかかる感じで
力が入ってしまいます。左手も卵が潰れてしまいそう。
楽器はカラオケボックスを覚悟して本物を買うかな…。
先生に何か失礼があったら、大変申し訳ありません。
以降気をつけますので許して下さい。