LinuxのLVMですが、HDDのお引越しの際に、引越し元と引越し先が同一VolumeGroup(VG)名でmountできずに困りました。…というお仲間が他にもいらっしゃるようで安心しました。
http://www.ginnokagi.com/kvm/
http://ugawalab.miyakyo-u.ac.jp/f6/toshihiro/settei/mount.html
http://voicetwo.selfip.com/yashikiba/aprk/item/58
基本は「(引越し先の)VG名をvgrenameで変更する」となると思いますが、VG名を変更すると引越し先がbootできなくなってしまいます。
そこで
- 引越し先VG名が引越し元とかぶらないように、引越し先OSのインストーラを改変して引越し先をインストールしてからmountする
- 引越し先OSが変更後のVG名でもbootできるように、引越し先OSのインストール後に引越し先を改変する
- 引越し先VG名を元に戻す
という案がありそうですが、1と2は同じくらいの難易度? grub.confとfstabをいじりながらinitrd.imgも変えて? うーむ。しかも事情によって出来ない場合がありそう。
というわけで、3になるわけですが、vgrenameで元に戻そうとすると、引越し元と重複するVG名には戻せない…。
で、VMwareのUbuntuのLiveCDをbootし、引越し先ディスクを認識させ、vgrenameで引越し元と重複するVG名にして、VMwareを終了してvgdisplayしたら、VG名が同じになりました。
ただ、さらにvgrenameしたり、それをmountしようとしたりすると、おかしくなるようです。どうもcacheがからんでいるらしい。~scanではだめっぽく、/etc/lvm/cacheあたりをいじればいいかもしれませんが、それはそれでこわいので、再起動したら完全に元に戻りました。…というつもりになっています。